こんにちは。管理人のキノです。
こんにちは。管理人のキノです。
今回は、2024年に観た映画を紹介します。
次何を観ようかなと迷っている人や、どんな映画を観ているのか気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
アクション
「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」
大人気アクション映画「ワイルド・スピード」のシリーズ10作目だよ。
今回は、ドミニクへの復讐を企むダンテによって、ドミニク・ファミリーたちが陰謀に巻き込まれていって…
アクション、カーアクション、迫力、ド派手、家族愛、友情、親子
ひとことレビュー
カーアクションが最高に素晴らしい!ストーリーというよりは、ド派手な映像を楽しむ映画。昨今の作品としてはもはや珍しいレベルでヒーローと悪役が分かりやすく描かれていて、家族愛というテーマも明白なので、あまり頭を使わずに純粋に楽しむことができる。(ただ、登場人物が多くて、誰が誰だったか思い出せない現象に陥るけれど。)観終わってから前後編だということに気づいて、結末は分からずじまいになってしまった。なんてこった!
配信情報
「オールド・ガード」
何世紀にもわたって歴史の陰で暗躍した特殊部隊オールド・ガードが主人公の物語だよ。
彼らの特殊な能力が暴かれた結果、ある組織に狙われることになって…
アクション、ダーク、特殊能力、迫力、Netflixオリジナル作品
ひとことレビュー
ノーマークの作品だったけど、見つけた勢いで観てみた。 設定がすごい。彼らの能力を描いた瞬間のシーンには本当に驚いたし、一気に目を引きつけられた。 思っていたよりヘビーな内容だったけど、ラスト30分の戦闘シーンは見応え抜群。 神様的な存在がいるとして、繰り返し争いを続ける人類をどう思うのだろう?
配信情報
「ハンコック」
ウィル・スミスが嫌われ者のスーパーヒーローを演じるアクションコメディだよ。
街を破壊したり、アルコール片手にぐうたれたり、ひと味違ったヒーローを描いた作品だね。
アクション、コメディ、スーパーヒーロー、不死身、嫌われ者
ひとことレビュー
こんなにも始まりと終わりでテイストの違う映画が他にあるだろうか。90分の作品に3本分の映画を詰め込んだようなストーリー展開でビックリ。おもしろかった。
配信情報
- Netflix
- Amazon Prime Video
「ARGYLLE/アーガイル」
「キングスマン」シリーズのマシュー・ヴォーン監督が描くアクション・コメディだよ。
主人公は大人気アクション小説の作者のエリー。小説の内容が実在するスパイ組織の活動と酷似していたことで、命を狙われてしまうんだ。
アクション、コメディ、イギリス、フランス、アメリカ、小説家、スパイ、猫
ひとことレビュー
小説が現実のスパイ組織の活動に激似で命を狙われるという設定からして面白い!コミカルでストーリーが二転三転していくので、飽きる間もなく楽しく観れた。アクションも見応え抜群。エリーの細かい表情の変化もとても素晴らしかった。エンタメ作品としてとても満足のいく作品。好きな映画だ。
配信情報
「キングスマン」
大人気スパイ・アクション映画の第1弾!
スパイ機関キングスマンのメンバーが、人類抹殺計画に立ち向かう姿が描かれてるよ。
アクション、スパイ、コメディ、アドベンチャー、イギリス、迫力
ひとことレビュー
とにかくいろいろ盛沢山のエンタメ作品。 セットや小道具は豪華だし、アクションは迫力があるし、見応え抜群だった。 思った以上にコミカルだったけど、おもしろかった。
配信情報
「ドミノ」
ベン・アフレックとロバート・ロドリゲス監督がタッグを組んだアクション・スリラー作品。
公園で一瞬目を離した隙に娘が行方不明になってしまった刑事ローク。
悲しみに暮れながらも仕事に復帰したロークは、銀行強盗に関与していた男が娘の行方のカギを握っていると確信し…
アクション、サスペンス、ミステリー、アメリカ、ベン・アフレック、ロバート・ロドリゲス
ひとことレビュー
さすがベン・アフレック。『こんな話かな』と予想した内容を超えたストーリーを見せてくれた。見通しのいい直線を走っていたはずなのに、急に道を90度曲がって全然違う所に辿り着いたような感覚。映画館で見ていたら10回くらい『え?え?』って言ってそう。前知識なしで見るのがおすすめ。
配信情報
- Amazon Prime Video
U-NEXT - WOWOWオンデマンド
- Hulu
- Netflix
「ゴジラ-1.0」
ベン・アフレックとロバート・ロドリゲス監督がタッグを組んだアクション・スリラー作品。
公園で一瞬目を離した隙に娘が行方不明になってしまった刑事ローク。
悲しみに暮れながらも仕事に復帰したロークは、銀行強盗に関与していた男が娘の行方のカギを握っていると確信し…
日本映画、怪獣、SF、アクション、アカデミー賞視覚効果賞、山崎貴監督
ひとことレビュー
アカデミー賞受賞作品ということで、映像の迫力さを期待して鑑賞。期待を裏切らない迫力で、これは映画館で観るべきだったと後悔…。エンタメ作品として楽しもうと思っていたけど、戦争や化学兵器について考えさせられるストーリーだった。序盤の映像を見ると、戦争に負けると本当に悲惨だなと思わずにはいられなかった。映像の迫力だけでなく、メッセージ性も高い作品。
配信情報
「ラッシュアワー3」
ラッシュアワー3
ジャッキー・チェン演じる香港警察のリー警部と、クリス・タッカー演じるロス市警のカーターが織りなすアクションコメディ第3弾!
ハン大使が狙撃され、犯人を追ったリー警部。近くで交通整理をしていたカーターと遭遇し、2人で犯人を追っていくが…
アクションコメディ、ジャッキー・チェン、クリス・タッカー、真田広之、アメリカ、ロス、パリ
ひとことレビュー
お馴染みのリー捜査官とカーター刑事がドタバタしながら犯罪組織と戦う話。ハン大使もスーヤンも出てきて懐かしい。真田広之のアクションシーンも素晴らしかった。今回はロスからパリへと飛び出してらロケーションがなかなかに豪華。アクション的なおもしろさは健在だったけど、ジョークはちょっとイマイチ。物語に意外性がなく、ストーリーは少し残念だった。でも、エンディングのNG集はとてもおもしろい。もしかしたら一番おもしろかったかもしれない。笑
配信情報
- Amazon Prime Video
U-NEXT - Netflix
「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」
トム・クルーズ主演のアクションアドベンチャー。
中東で古代エジプト文字が刻まれた石棺が発見された。米軍関係者のニックと考古学者のジェニーは調査のために棺を英国へ輸送するが、途中でアクシデントが発生して…
アクションアドベンチャー、中東、エジプト、イギリス、ミイラ、トム・クルーズ
ひとことレビュー
ハイド博士とかの小ネタはおもしろいけど、登場人物がいまいち好きになれず、没入できなかった。どうしても「ハムナプトラ」と比べてしまう…。映像は素晴らしかった。
配信情報
「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」
東京ディズニーシーのアトラクションでも知られている冒険小説「地底旅行」を映画化した「センター・オブ・ジ・アース」の続編だよ。
17歳になったショーンは謎の島からの救難信号を受信。
義父のハンクと共に発信源の島へ旅立ち、冒険が始まる。
アクションアドベンチャー、冒険、アクション、ドウェイン・ジョンソン、児童小説
ひとことレビュー
2から見たからか、状況がよく分からないまま進んでしまった印象を受けた。でも映像のスケールはすごい。ディズニーの雰囲気漂っていてキレイ。見進めるにつれてタイトルが微妙だと思ってしまった。原題の方が内容を表していると思う。ただ、宝島やガリバー旅行記など児童文学がたくさん出てくるので、海外児童文学好きは楽しめるかも。
配信情報
- Amazon Prime Video
U-NEXT - Hulu
- Netflix
サスペンス
「映画 イチケイのカラス」
自由奔放なクセ者裁判官・入間みちおが主人公のドラマ「イチケイのカラス」のその後を描いた作品だよ。
今回の舞台は岡山!
傷害事件にイージス艦と貨物船の衝突事故、地元大企業に浮かび上がるある疑惑が絡み合っていって…
サスペンス、ミステリー、コメディ、リーガルサスペンス、裁判官、事件、捜査
ひとことレビュー
イージス艦衝突事故、船長の妻による傷害未遂事件、工場の健康被害が絡み合って物語が進んでいくストーリーはおもしろかった。(個人的には、1つ1つの事件をもう少し掘り下げてくれた方が深みがあってよかった気もする。お馴染みの登場人物たちの軽快なやり取りも健在で、テレビシリーズのファンは『これこれ!』と楽しめたはず。
配信情報
Amazon Prime Video - U-NEXT
- DMM TV
「アンテベラム」
社会学者でベストセラー作家のヴェロニカと、アメリカ南部で奴隷として虐げられているエデンの2人の黒人女性が主人公の映画だよ。
この映画はネタバレ厳禁!あまり情報を得ずに観てほしいな。
サスペンス、ホラー、ミステリー、人種差別、アメリカ、スリリング、ゾッとする、どんでん返し
ひとことレビュー
『何?これ何なの?』という状態だったのが、物語の状況が理解できた瞬間にものすごくゾッとした。隠されているだけで、実は現代もこんな差別に塗れているのだろうか。自由で平等な世界に近づいていっていると思いたいけど、果たして人類は近づけているのだろうか。(鑑賞日:1月7日)
配信情報
「グラスホッパー」
伊坂幸太郎の同名小説を映画化したサスペンス映画だよ。
婚約者を失った教師が復讐のために闇組織に潜入。でも、復讐相手が目の前で車にはねられて死亡してしまい…
サスペンス、ミステリー、伊坂幸太郎、殺し屋シリーズ、
ひとことレビュー
鈴木、鯨、蝉など原作ファンにはお馴染みの登場人物がイメージを損なうことなく演じられており、違和感なく物語に入り込むことができた。小説の方が疾走感があったような気がするけど、小説の雰囲気を残しながら分かりやすく作られていたと思う。ただ、原作のファンとしては収束の仕方についてはもう少し原作に寄り添ってくれたらと思わずにはいられなかった。
配信情報
- Netflix
U-NEXT - WOWOWオンデマンド
Amazon Prime Video
「クローブヒッチ・キラー」
主人公はアメリカの田舎町に住む16歳の少年だよ。
ある出来事から「父親が連続殺人犯なのでは?」と疑い始めて、調査をしていくんだけど…
サスペンス、ミステリー、連続殺人犯、猟奇殺人、アメリカ、少年
ひとことレビュー
アメリカの保守的な町に住む敬虔なクリスチャン。キリスト教徒以外はイカれていて、聖書の教義に反することをすれば友達からもハブられる。息が詰まる環境だと感じた。テンポがいいとは言い難いのに、不思議と目が離せない。不気味さを駆り立てる音楽がいい仕事をしてる。終盤の伏線回収は見事。あの時あれが!という発見が面白かった。
配信情報
「見えない目撃者」
主人公はある事故で目が見えなくなった元警察官の女性。
ある日、彼女は車の中から助けを求める少女の声を耳にするんだけど、目が見えないからと警察に『目撃情報』を取り合ってもらえないんだ。
彼女は自力でもう一人の目撃者を捜し出して、調査を始めて…
サスペンス、クライム、猟奇殺人、盲目、韓国映画リメイク、元警察官、調査
ひとことレビュー
まずタイトルがいい。『見えないのに目撃って何?』と興味を引かれる。見始めたらいつの間にか引き込まれていて、2時間飽きることがなかった。終盤に入るところで散りばめられたヒントが1つに繋がっていくところが特におもしろい。少しツッコミどころもあったけど、終わり方もよかった。満足。
配信情報
- Netflix
- U-NEXT
- Hulu
- DMM TV
- Amazon Prime Video
「アンブレイカブル」
あらすじ
フィラデルフィアで、131人もの乗員・乗客が死亡するという凄惨な列車事故が発生。だが、たった一人、奇跡の生存者がいた。その男デヴィッド(ブルース・ウィリス)は、マスコミや周囲の者たちの異様な視線に戸惑う。「なぜ、俺だけが?」誰よりも彼自身がその答えを求めていた。ある日、イライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)と名乗る男が現れ、デヴィッドこそ不滅の肉体を持つ者≪アンブレイカブル≫であると告げる。その言葉をきっかけに、デヴィッドは自己の存在意義を問うようになる。そして、それは恐るべき真実への幕開けだった・・・。
引用元:Filmarkd「アンブレイカブル」
ひとことレビュー
冴えない中年男性がヒーローになっていく様を描いた、アメコミ的世界観の作品。 観ている最中より、観終わった後の方が面白い。 ラストの息子とのシーンがよかった。(鑑賞日:2月4日)
配信情報
Amazon Prime Video
「ミスター・ガラス」
あらすじ
3人の特殊な能力を持つ男が集められ、“禁断の研究”が開始された。不死身の肉体と悪を感知する力を持つダン、24もの人格を持つ多重人格者ケヴィン、そして、非凡なIQと生涯で94回骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラス…。 彼らは人間を超える存在なのか?最後に明らかになる“驚愕の結末”とは?M.ナイト・シャマラン監督が『アンブレイカブル』のその後を描く、衝撃のサスペンス・スリラー。
引用元:Filmarkd「ミスター・ガラス」
ひとことレビュー
1作でももちろん楽しめるけど、「アンブレイカブル」「スプリット」「ミスター・ガラス」全てを合わせて観た時に、ものすごく面白くなる作品だと感じた。「スプリット」はだいぶ前に観たので、少々記憶が怪しい箇所がちらほら…。記憶が薄れる前に観ればよかった。(鑑賞日:2月11日)
配信情報
Amazon Prime Video
「ある閉ざされた雪の山荘で」
劇団のオーディション合宿に来た7人の男女。「大雪で閉ざされた山荘」という設定の中、一人、また一人とメンバーが姿を消して…
東野圭吾の同名小説が原作だよ。
サスペンス、ミステリー、東野圭吾、密室、雪山、連続殺人、トリック
ひとことレビュー
ちょっと盛り上がりに欠けると思って観ていたけど、終盤は一転、東野圭吾らしさが炸裂して面白かった。間取り図とかちゃんと見てたら気づけたのだろうか?個人的な好みとしては、もう少しミステリー要素が強い方が楽しめた気がする。
配信情報
「おまえの罪を自白しろ」
「おまえの罪を自白しろ」は、真保裕一の同名小説を映画化した社会派サスペンスだよ。
主人公は国会議員の秘書をしている晄司。
ある日、晄司の姪が誘拐されてしまう。
犯人の要求は、晄司の父親である国会議員に記者会見を開き、罪を自白する。
でも、権力に固執する父親は口を開こうとせず…
サスペンス、タイムリミット、国会議員、誘拐、権力、小説原作
ひとことレビュー
テンポが良くて見やすかった。ただ家族関係が希薄に感じられてしまい、心情が伝わりにくかった。映像化にあたり、登場人物たちの関係性や心情が削られてしまったのかもしれない。でも、タイトルが秀逸で『なるほど』となるし、結末にも意外性があっておもしろかった。
配信情報
「怪物の木こり」
サイコパスの弁護士と被害者の脳を盗む連続猟奇殺人の犯人が繰り広げる戦いを描いたサイコスリラー作品!
原作はこのミステリーがすごい!大賞を受賞した倉井眉介の同名小説だよ。
サイコスリラー、サスペンス、ミステリー、このミステリーがすごい!大賞、小説原作、三池崇史監督
ひとことレビュー
サイコパスがサイコパスな襲撃犯に復讐するだけの話かと思いきや、結構複雑なストーリーで、人間の心理を細やかに描いた作品だった。一番印象に残った感想を書くと核心に触れてしまから、書けないのがもどかしい。バイオレンスなだけじゃなく、主人公の心の揺れが感じられておもしろかった。
配信情報
- Amazon Prime Video
U-NEXT - Hulu
- Netflix
「藁の楯」
少女を惨殺した凶悪犯に、10億円の懸賞金が懸けられた。
身の危険を感じた犯人が、福岡県警に自首するところから物語が始まるよ。
警視庁は容疑者を送検するため、生え抜きのSPを送って容疑者を護送しようとするものの、10億円に釣られた人々から襲われて…
サスペンス、アクション、SP、警察、小説原作、三池崇史監督
ひとことレビュー
被害者は有無を言わさず残虐に殺されたのに、どうして加害者には人権が保障されるのか。藤原竜也演じる容疑者の清丸が本当に嫌な奴で、こんなヤツを守る意味はあるのか?と何度思うことに。でも、絵に描いたような嫌な奴だからこそ、重いテーマなのに映画というエンターテイメント作品として見れた気がする。
配信情報
U-NEXT - DMM TV
- Hulu
- Netflix
- Amazon Prime Video
「ロストケア」
日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した葉真中顕の同名小説が原作の、社会派のサスペンス映画だよ。
民家で訪問介護センターの所長と老人の死体が発見された。犯人として捜査線上に浮かんだのは、献身的な介護士の斯波宗典。担当検事の大友秀美は、斯波が働く介護センターで老人の死亡率が異様に高いことに気づく。介護センターで何が起きていたのか…?
社会派サスペンス、連続殺人、介護士、検事、小説原作
ひとことレビュー
すごく重たいテーマで、色々と考えさせられる映画だった。人の命を奪う権利なんて誰にもないけど、もう死んでくれと思うような苦しい介護をしていたとしたら、死んだことにホッとしてしまうかもしれない。そしてホッとしてしまった自分に罪悪感を抱きそう。「救い」という言葉を肯定はしたくないけど、否定もできない。元気なうちに終活しておかなきゃなと思わされた。
配信情報
「最後まで行く」
世界各国でリメイクされている韓国映画「最後まで行く」の日本リメイク版。主演は岡田准一だよ。
雨の中、危篤の母親の元へ向かうため車を飛ばしていた刑事の工藤は、目の前に現れた男を跳ね飛ばしてしまう。遺体を車のトランクに隠してやり過ごすものの、スマホにメッセージが届いて…
クライムサスペンス、韓国リメイク、岡田准一、綾野剛
ひとことレビュー
真面目に観る映画というよりは、オロオロする主人公のカッコ悪さを楽しむ作品だった。誰にも共感できないし、正義もないので、ギャグとして楽しめればおもしろいと思う。何だかんだ言ってかっこいい岡田くんを期待してしまったので、私は元になった韓国映画の方が楽しめたかもしれない。
配信情報
「ラストマイル」
テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」と同じ世界線で繰り広げられるサスペンスだよ。
ブラックフライデー前夜、世界的ショッピングサイトから配送された段ボール箱が爆発する。事件は連続爆破事件へと発展し、センター長のエレナとチームマネージャーの梨本は事態の収拾にあたることになり…
サスペンス、アンナチュラル、MIU404、塚原あゆ子監督、野木亜紀子、満島ひかり、岡田将生
ひとことレビュー
とてもおもしろかった。最初から最後まで、一度も飽きることがなかった。推理しやすい要素を散りばめておいて、でも簡単には種明かししないというストーリーの展開の仕方が素晴らしい!しっかり誘導に乗せられたけど、おかげで「こういうこと?でも…」とか色々推理しながら観れた。サスペンスとしてのおもしろさに加えて、現代社会に対する疑問も投げかけられていて、軽さと重さのバランスが絶妙。エンタメ+αで楽しめる作品。
配信情報
「ナイトクローラー」
刺激的な映像を撮るために夜のロサンゼルスを駆け回るパパラッチを題材にしたクライムサスペンスだよ。
報道用の凄惨な映像を専門にするパパラッチ、通称ナイトクローラーとなったルーは、刺激的な映像を手に入れるため、一線を越えていく…
クライムサスペンス、アメリカ、パパラッチ、アカデミー賞脚本賞ノミネート
ひとことレビュー
ここまでして衝撃映像は必要なのか?ここまでしてスクープを撮る意味はどこにあるのか?観ながら始終そんなことを考えていた。こんな風に仕事をしていたら、心が擦り切れそう。 投げかけているテーマは考えるに値するし、映画としての構成や台詞なども素晴らしいと思うけど、登場人物の誰にも共感できないし、観てもハッピーになれないので私は好きじゃなかった。
配信情報
「ファーゴ」
コーエン兄弟が監督を務めた異色のクライムサスペンス。
多額の借金を抱えるジェリーは、裕福な義父から金をだまし取るため、妻の狂言誘拐を計画する。ところが、トラブルが重なり凶悪事件へと変わっていき…
クライムサスペンス、アメリカ、誘拐、殺人、コーエン兄弟、アカデミー賞受賞作品
ひとことレビュー
物事がどんどん悪展していく様を描いたストーリー。淡々と物語が進んでいくところが怖い。複数の視点から描かれているからか、話がとっちらかっている印象。登場人物に魅力を感じられず、私の好みの作品ではなかった。
配信情報
「落下の解剖学」
2023年にカンヌ国際映画祭コンペティション部門でパルムドールを受賞したヒューマンサスペンス映画だよ。
雪山の山荘で、視覚障害を持つ11歳の息子が血を流して倒れている父親を発見した。当初は転落死と思われたが、不審な点が多く、妻に殺人の容疑がかけられていき…
クライムサスペンス、フランス、裁判、パルムドール受賞作品
ひとことレビュー
果たして事実は何だったのか?物証がなければ、状況証拠や証言から推測していくしかない。誰の立場に立つかで心象も変わり、見える真実は違ってくる。どの角度で、誰の立場で、物事を見るのか。そして自分はどのような考え方を持っているのか。『〇〇に違いない!』って思う前に、物事にはいろんな側面があることを心に留めておくべきだと痛感した。
配信情報
ミステリー
「隣人X 疑惑の彼女」
ある日、日本が惑星Xの難民を受け入れを発表したところからストーリーは始まるよ。
日本中が正体不明のXに恐怖を抱いて疑心暗鬼に!そんな中、週刊誌の記者・笹は、Xの疑惑がある良子にスクープのため正体を隠して近づくんだけど…
SF、ミステリー、サスペンス、ロマンス、宇宙人、差別、報道の自由、プライバシー権、正義
ひとことレビュー
テーマ性の強い作品。対象が誰であれ、よく分からないから怖くて差別するという人間の本質をよく表しているように感じた。SF色が濃いのかと思いきや、映画いている内容は移民問題や外国人差別、報道の自由とプライバシー権など実際に起こっている問題なので、意外と現実的。惑星Xという誰にとっても無関係な存在を対象にすることで、客観的に問題を見せてる気がした。
配信情報
「容疑者Xの献身」
天才物理学者・湯川学が事件を解決する「ガリレオ」シリーズの映画第1作目だよ。
刑事の内海が湯川先生に捜査の相談をするんだけど、その事件の裏に大学時代の友人がいるのではと湯川が推理をして…
ミステリー、サスペンス、東野圭吾、ガリレオ、連続ドラマ、物理学者、天才、推理
ひとことレビュー
本当にタイトルが秀逸で、『献身』としか言いようがない。どうやって?と謎解きの部分に興味を引きつけられて、最後まで観るとその裏にあるストーリーの切なさに心が痛くなる。東野圭吾作品は本当におもしろい。
配信情報
- 定額見放題
- Netflix
- U-NEXT
- FOD
- DMM TV
- 有料レンタル
「法廷遊戯」
原作は第62回メフィスト賞を受賞した五十嵐律人の小説「法廷遊戯」だよ。
久我清義、織本美鈴、結城馨は同じ法科大学院に通う同級生。校内では模擬裁判をする“無辜ゲーム”を行いつつ、勉強漬けの毎日を過ごしていた。無事司法試験に合格し、弁護士となった清義に馨から“無辜ゲーム”をしようと呼び出される。そこには血のついたナイフを持った幼なじみの美鈴とすでに息絶えた馨の姿があり…。
ミステリー、リーガルミステリー、裁判、弁護士、ロースクール、同級生、小説原作
ひとことレビュー
小説は登場人物に嫌悪感を感じてしまった上、辛い描写が多くて途中で読むのをやめてしまったけど、映画は最後まで観ることができた。清義のイメージが原作とは少し違ったけど、概ね原作に忠実に、かつ原作以上に分かりやすくなっていた気がする。登場人物たちのザラっとした内面の描写が削ぎ落されたからこそ、重さが軽減されて見やすかったけど、その分内容が軽くなってしまった感じがした。映像化って難しい…。好きなストーリーではないけど、面白いストーリー展開だった。
配信情報
「シャイロックの子供たち」
池井戸潤の同名ベストセラー小説の映画化。
小説版、ドラマ版にはない独自のキャラクターが登場し、映画版オリジナルストーリーが展開されているよ。
東京第一銀行・長原支店で現金紛失事件が発生。
お客様係の西木は、同じ支店の愛理と田端とともに、この事件の裏側を探っていく。すると、メガバンクを揺るがす事実にたどりついて…
ミステリー、池井戸潤、小説原作、銀行
ひとことレビュー
ちょっとテンポが悪かったけど、ストーリーはおもしろかった。腹黒いタヌキみたいな登場人物が複数人いて、一筋縄ではいかないのがいい。意味深なタイトルで、池井戸さんが何を思ってこのタイトルにしたのか考えるのがおもしろかった。悪魔の囁きって、案外身近なところにあるのかもしれない。『金は返せばいいってものじゃない』のだろう。
配信情報
「踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!」
大人気テレビシリーズ「踊る大捜査線」の劇場版の第1作品目だよ。
湾岸署管轄の川で、腹部に刺繡糸で縫合した手術跡のある水死体が発見された。同時に、署内で領収書などが盗まれる窃盗事件や副総監の誘拐事件が発生し、湾岸署は捜査に忙殺されていく。
刑事ドラマ、ミステリー、コメディ、連続テレビドラマの映画化
ひとことレビュー
ユーモアと皮肉とかっこよさに溢れた作品。見ていて楽しいし、登場人物たちの鬱憤が自分の日常の鬱憤にオーバーラップして見えて「分かる分かる」と頷きながら見てしまう。嫌なこともあるけど、何かのために明日も頑張ろうかなと思わせてくれる。何度見てもおもしろくて、好きな作品。
配信情報
- Amazon Prime Video
- U-NEXT
- DMM TV
- FOD
「ミステリと言う勿れ」
大人気漫画「ミステリと言う勿れ」を実写化した連続テレビドラマの劇場版!
天然パーマがトレードマークの超論理派大学生・久能整は、美術展を訪れるため広島にやって来た。そこで犬童我路の知人の女子高生・狩集汐路と出会い、遺産相続にまつわる謎と対峙することになる。
ミステリー、クライム、日本、広島、連続テレビドラマの映画化、漫画原作
ひとことレビュー
中盤までちょっとテンポ悪いかなと思っていたけど、『この人が黒幕なんじゃ…』と思わされてからはとてもおもしろかった。おどろおどろしくて、すごいストーリー。謎解きを楽しむだけではなく、最後に涙まで誘われてしまった。ドラマもおもしろかったけど、劇場版も劣らぬおもしろさだった。
配信情報
- Amazon Prime Video
U-NEXT - DMM TV
- Netflix
ホラー
「“それ”がいる森」
あらすじ
“未知の恐怖”と遭遇する
田舎町でひとり農家を営む田中淳一(相葉雅紀)は、元妻・爽子(江口のりこ)と東京で暮らす小学生の息子の一也(上原剣心)が、突然ひとりで訪ねて来たのをきっかけに、しばらく一緒に暮らすことになる。
ちょうどその頃から、近くの森では不可解な怪奇現象が立て続けに発生し、淳一が住む町でも、住民の不審死や失踪事件が相次いでいた――。
そんな矢先、淳一と一也も偶然得体のしれない“それ”を目撃してしまう。「“それ”の招待とはいったい――!?」
淳一は一也の担任教師の絵里(松本穂香)とともに、怪奇現象に巻き込まれていくが、それは未知なる恐怖の始まりにすぎなかった――。
引用元:映画「”それ”がいる森」公式サイト
ひとことレビュー
ゾクゾクのホラーを期待して観たら、ホラーじゃなかった! 日本的な怪異を想像していたけれど、構造的にはアメリカのパニック映画っぽかった気がする。学校の怪談的なノリで観ると、おもしろく観れる気がする。ホラー映画好きとしてはちょっと物足りなかったけど、『ホラー映画が苦手な人でも観れる』という謳い文句なだけあって、そこまで怖くないので、たぶん苦手な人でも観れるはず。(鑑賞日:2月4日)
配信情報
Netflix、
「MEN 同じ顔の男たち」
あらすじ
夫の死を目の前で目撃してしまったハーパー(ジェシー・バックリー)は心の傷を癒すため、イギリスの田舎街を訪れる。
引用元:映画「MEN 同じ顔の男たち」
そこで待っていたのは豪華なカントリーハウスの管理にジェフリー(ロリ―・キニア)。
ハーパーが街へ出かけると少年、牧師、そして警察官など出会う男たちが管理人のジェフリーと全く同じ顔であることに気づく。
街に住む同じ顔の男たち、廃トンネルからついてくる謎の影、木から大量に落ちるりんご、そしてフラッシュバックする夫の死。
不思議な出来事が連鎖し、“得体の知れない恐怖”が徐々に正体を現し始める――。
ひとことレビュー
近年観た映画の中で最も理解が難しかった作品。始終不気味な雰囲気ですごく引き込まれる。でも、何が起こっているのかよく分からない。ラスト20分は怒濤の展開でぶっ飛んでた。 誰かに解釈してもらいたい。ただ、作中の男たちには『現代女性、舐めるなよ』と言いたい。現代女性は強いのである。(鑑賞日:3月3日)
配信情報
Amazon Prime Video
「オーメン666」
70年代に制作されたオカルト・ホラー映画のリメイク版だよ。
6月6日午前6時に生まれたダミアン。5歳を迎えると、周囲で不吉な出来事が生じ始めて…
ホラー、オカルト、悪魔、リメイク、70年代、イタリア、キリスト教、黙示録
ひとことレビュー
序盤ケイト以外の心の動きがほとんど描かれていないからか、作品に入り込みにくかった。(不審がって!と父親に言いたい。)今回私はあまり怖いと感じなかったけど、きっとオリジナル上映当時に観ていれば、不穏さにびくびくしていたんじゃないかと思う。オリジナル版を観たことがないので、見比べてみたい。「オーメン」の前章譚を描いた新作(「オーメン:ザ・ファースト」)の前に、前知識として観ておきたい作品。
配信情報
「アス」
「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督のホラー映画だよ。
ある夜、自分たちとそっくりな“わたしたち”が家の前に表れて…
ホラー、サスペンス、スリラー、カリフォルニア、夏休み、バイオレンス、格差
ひとことレビュー
メッセージ性の強いホラー映画。『ホラー映画なのにメッセージ性があるってどういうこと?!』と興味を持った人は、いろいろ考察できて楽しめると思う。終盤に『そうだったの?!』という種明かしがあって驚かされた。怖いというより不気味だった。
配信情報
「死霊館のシスター 呪いの秘密」
「死霊館」や「アナベル」シリーズなどを含む「死霊館ユニバース」の作品の1つで、シリーズの始まりを描いた「死霊館のシスター」の続編。
シスター・アイリーンは、教会の要請を受けて1956年にフランスで起きた神父殺人事件の調査を開始する。事件は悪の元凶“シスター・ヴァラク”が関係しているようで…
ホラー、スリラー、教会、悪魔、フランス、死霊館シリーズ
ひとことレビュー
とてもおもしろかった。迫力もあるし、効果音や映像の演出で怖がらせてくれるので、ホラー作品の醍醐味を味わえた。そして何より、散らばっていたストーリーが一箇所に集まって謎が明らかになっていく過程がおもしろい。前回までの話を全部まとめて考えながら観ていくと、見事に一つにまとまる。前作を覚えていないと分からなくなりそうなので、「死霊館のシスター」を復習してから観るのがおすすめ。
配信情報
- WOWOWオンデマンド
- Netflix
- Amazon Prime Video
- U-NEXT
- Hulu
スリラー
「羊たちの沈黙」
ハンニバル・レクター博士を描いたシリーズの第1弾。
FBI訓練生のクラリスが、連続殺人事件解決のために獄中のレクター博士に協力を仰ぐところから物語が始まるよ。
サスペンス、クライム、ハンニバルシリーズ、サイコパス、連続殺人、FBI
ひとことレビュー
もっと早く観ればよかった。不気味さといい、迫力といい、すごい。 とても面白かった。 序盤からストーリーに引き込まれて、最後まで飽きることがなかった。さすが名作。シリーズ制覇せねば。
配信情報
「MEG ザ・モンスター」
あらすじ
人類は決して見つけてはならないものを、見つけてしまった。
引用元:映画「MEG ザ・モンスター」
メガロドン、通称MEG(メグ)―― “それ”はかつて海を支配した、ジョーズの3倍以上大きな最恐の巨大ザメ。
200万年前に実在した“それ”が、絶滅した確たる証拠は今の所見つかっていない。
この夏その恐るべきモンスターが海底の奥深くから、あなたのビーチまで浮上してきたとしたら…。
『ワイルド・スピード』シリーズで無敵をアピールした”陸では敵なし”のジェイソン・ステイサムだが、この敵には勝てそうにない。
できるのは逃げることのみ。『ジュラシック・ワールド』を超えたスリルが、ここにある!
ひとことレビュー
センセーショナルな事件の後に美しい深海の映像で観客を引きつけて、事件に関連する出来事が起こる。興味を持続させる素晴らしい構成。1つ片がついたら、また次に事件が起こる。ちょっと詰め込み過ぎな感じがしないでもないけれど、サメ映画としてとても面白い作品だった。思った以上に人が死ぬけれど。苦笑(鑑賞日:2月18日)
配信情報
- Netflix
- Amazon Prime Video
U-NEXT - Hulu
- WOWOWオンデマンド
「MEG ザ・モンスターズ2」
2018年に公開された「MEG ザ・モンスター」の続編。
人類未踏の地である深海10kmへ向かった潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラー。そこで謎の生物反応を探知する。それは、巨大生物来週という恐怖の幕開けだった。
ひとことレビュー
『モンスター』ではなく『モンスターズ』というのが肝。前作よりハラハラ感は少なかった気がするけど、ほどよいギャグ感が笑えておもしろかった。前作を覚えているとクスっと笑えるシーンがあるので、忘れている人は観直してから鑑賞すると一層楽しめると思う。
配信情報
- Netflix
- WOWOWオンデマンド
- U-NEXT
- Amazon Prime Video
- Hulu
「ハンニバル」
ハンニバル・レクター博士を描いたシリーズの第2弾。
前作「羊たちの沈黙」の10年後を描いた作品だよ。
FBI捜査官となったクラリス。でも、捜査中に容疑者を射殺したことで窮地に立たされてしまうんだ。そんな時、レクター博士と因縁のあるメイスン・ヴァージャーの依頼でレクターの捜索をすることになり…
サスペンス、クライム、ハンニバルシリーズ、サイコパス、連続殺人、FBI
ひとことレビュー
ジュディー・フォスターが出ていないのが残念だったけど、ジュリアン・ムーアも素晴らしかった。個人的には前回の方が何が起こるか分からないゾクゾク感があって好きだったけど、終盤の展開はすごい。前回を上回るレクター博士っぷりに驚いた。
配信情報
U-NEXT - AbemaTV
- Hulu
- Netflix
- Amazon Prime Video
「マッチング」
マッチングアプリを題材にしたサスペンス・スリラー作品だよ。
恋愛に奥手な輪花は、親友のすすめでマッチングアプリに登録。
マッチした男性と会ってみたものの、ストーカー化して恐怖を感じ、知り合いに相談するが…
サスペンス・スリラー、マッチングアプリ、連続殺人
ひとことレビュー
エンタメ的なスリラー作品かと思って見始めたけど、すごく暗い。種明かしの部分は驚きがあっておもしろかったけど、ちょっと展開が読めてしまうのが残念だった。
配信情報
「BAD LANDS バッド・ランズ」
オレオレ詐欺を描いた黒川博行の小説「勁草」を映画化したクライムサスペンス作品だよ。
大坂で特殊詐欺グループの一員として受け子の采配を行うネリ。出所したばかりの弟ジョーが姿を現したかと思うと、すぐにトラブルを起こし…
クライムサスペンス、大阪、小説原作、特殊詐欺、安藤サクラ、山田涼介、原田眞人監督
ひとことレビュー
出演者が超豪華で、演技が最高に素晴らしい。ちょっとテンポが悪いけど、登場人物の関係性や性格が細かく描かれており、登場人物同士の掛け合いがおもしろい。そして何と言っても後半のストーリーがとてもおもしろかった。ただ、映画紹介サイトに書いてあるあらすじにストーリーが到達するまでに1時間半くらいかかるので、それを待ちわびてしまうと退屈に感じてしまうかもしれない。
配信情報
「ブラック・デーモン 絶体絶命」
「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のジョン・シルクがプロデューサーを務めたサバイバルスリラー作品だよ。
視察とバカンスを兼ねてメキシコの海底油田を訪れたポール。
かつて活気のあった町は不気味なほど寂れていた。
油田に行ったところ、伝説の超巨大ザメ“ブラック・デーモン”が現れて…
サバイバルスリラー、メキシコ、アステカ、サメ
ひとことレビュー
サメ映画としてはハラハラ感が少し足りない気がした。サメの誕生とか、アステカ神話についてもう少し掘り下げられていたら、深みが出てよかった気がする。
配信情報
「セーヌ川の水面の下に」
セーヌ川を舞台にしたサメ映画!
トライアスロンの国際大会を控えたパリでサメが発見され、海洋生物学者のソフィアと水上警察は調査に乗り出すが…
スリラー、ホラー、サメ、フランス、パリ、セーヌ川
ひとことレビュー
単なるパニック映画じゃなくて、悲惨さも感じられる点がさすがフランス映画。心理描写がうまくて、心の傷や苦しみがすごく伝わってくる。美しいパリの街も楽しめるサメ映画。ちょっとサメのCGは雑だけど、怪我とかのシーンは超リアル。でも、パリでサメってシチュエーションがあり得なさ過ぎて最後には笑ってしまった。まさかこんな終わり方をするとは!ちょっと変わったサメ映画を観たい人におすすめ。
配信情報
ドラマ
「ノッティングヒルの洋菓子店」
あらすじ
ロンドン、ノッティングヒル。
引用元:映画「ノッティングヒルの洋菓子店」
名店で修行を積んだパティシエのサラと 親友のイザベラの2人は、長年の夢だった 自分たちの店をオープンすることに。
ところが事故でサラが急死。 夢を諦めきれないイザベラと サラの娘クラリッサは、
絶縁していたサラの母ミミを巻き込んで、 パティシエ不在のまま 開店に向けて走り出す。
そんな3人の前に現れたのは、 ミシュラン二つ星のレストランで 活躍するスターシェフのマシュー。
20年前、ガールフレンドだった サラから逃げた過去を持つ彼は、 あることを償うために パティシエに応募してきたのだ。
それぞれの想いを抱えた4人は、 果たしてサラの夢を 叶えることができるのか――。
ひとことレビュー
大切な人を失った人たちが、再起していく物語。雰囲気に惹かれて観てみたけど、おもしろかった。映像が美しい。お菓子がおいしそう。少しずつゆっくりと店に命が吹き込まれていく感じがよい。エンディング曲がマッチしていて、それも本当に素敵だった。サントラが欲しくなるくらい。(鑑賞日:3月6日)
配信情報
Amazon Prime Video
「星の旅人たち」
亡き息子に代わり、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ聖地巡礼をする父親の話だよ。
ドラマ、ロードムービー、アドベンチャー、聖地巡礼、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、キリスト教、親子、父、息子、人生、出会い
ひとことレビュー
登場人物たちと一緒に聖地までの長い道のりを歩いているような気分になれる映画だった。また、淡々と進むからこそ、景色や音楽や一期一会の人との出会いに染み入る気ものがあった気がする。死んでから後悔しても、もうやり直せないのだから、生きているうちに心残りがないようにしないといけないなと思った。
配信情報
「プロヴァンスの休日」
南フランスを舞台に、頑固な祖父と都会っ子の3兄弟とのひと夏の交流を描いたフランス映画。
ドラマ、コメディ、フランス映画、南仏、兄弟、祖父、家族、夏休み、聴覚障害、恋愛
ひとことレビュー
夏におすすめしたい映画。絵に描いたような頑固な祖父と、これまた絵に描いたような都会っ子の兄妹は反発し合って、なかなか互いを受け入れられない。でも、聴覚障害を持つ末弟のテオがきっかけになって距離がどんどん縮まっていく。このテオが、とてもかわいい。年をとった時、孫に『若い頃こんなことをしたのよ』って話すことがたくさんある人生って素敵だなと思った。南仏の情景も素敵だし、疎遠だった祖父と孫が家族になっていく姿にほっこりする作品だった。子供や親、祖父母世代まで、それぞれの視点で楽しめる気がする。
配信情報
「恐竜が教えてくれたこと」
11歳の少年サムのひと夏の思い出を描いたオランダ映画。
原作は、読書感想文の課題図書になった「ぼくとテスの秘密の七日間」という児童書だよ。
主人公のサムは「地球最後の恐竜は、自分が最後だということを知っていたのか」というようなことに悩む、少し変わった少年。そんなサムがバカンスの滞在先で、少し変わった少女テスに出会って…
オランダ映画、児童書原作、夏、少年、家族愛、孤独、夏休み
ひとことレビュー
初オランダ映画。少年サムの瑞々しい感性やキラキラした夏の景色が美しい。『最後に生き残った恐竜は自分が最後の恐竜だって知っていたのか?』そういうことを考えてしまう気持ち、何となくだけど分かる気がする。みんないなくなってしまう。そうなったら寂しくてたまらないし、その時が来るのが怖い。最愛の人と生きたとしても、いつかはどちらかが一人取り残される。それは寂しいことだけれど、残された者は生きていかなければならない。その時に心の支えとなる糧を多く持っている人でありたいと思わされた。
配信情報
「いまを生きる」
いまを生きる (字幕版)
名門全寮制学校の型破りな教師と生徒たちの交流と成長を描いたヒューマンドラマだよ。
アメリカ映画、80年代、ロビン・ウィリアムズ、青春、アカデミー賞脚本賞
ひとことレビュー
途中まではロビン・ウィリアムズらしい作風の作品だった。どうしてももう大人の目線で見てしまって、今の私には刺さらなかった。でも、若い時ならすごく心に刺さったのだろうと思う。大人の目線で考えれば色々言いたいこともあるけど、大事なのは子供の目線で考えることなのだろう。 一生のうちに死ぬほど勉強する時期があってもいいと思う。それもきっと人生の糧になる。規範を無視してヤンチャをすることがあってもいいと思う。えいや!ってやった経験は宝物になるから。『生きてほしい』そう思わせられる映画だった。
配信情報
「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
天才的な頭脳を持つ非行少年と心理学者の交流を描いたヒューマン・ドラマ。
MITで清掃員として働くウィル・ハンティングは、掲示板に書かれていた難解な数学の証明問題をこっそり解く。出題者のランボー教授は解答者がウィルであることを突き止めたことから、ウィルは研究室に通うようになり…
アメリカ映画、ヒューマンドラマ、ロマンス、青春、数学、天才、マット・デイモン、ベン・アフレック、アカデミー賞脚本賞
ひとことレビュー
天才的な頭脳を持つのに、素行が悪くて荒れた生活をしているウィル。たくさん知識は詰め込まれているけど、中身は空っぽ。情緒を育てることなく成長した天才的な頭脳の持ち主。もがいて苦悩しながら前に進もうとするウィルの成長物語だった。ウィルの才能を信じて見守るチャッキーがすごくよかった。この若さでこの脚本を手がけたマット・デイモンとペン・アフレックがすごい。
配信情報
「ミセス・ハリス、パリへ行く」
夫を戦争で亡くした未亡人のミセス・ハリスが、一目惚れしたディオールのドレスを買うために奮闘する物語。
ドラマ、コメディ、ロンドン、パリ、クリスチャンディオール、オートクチュール、1950年代、小説原作
ひとことレビュー
キレイなものに心躍る気持ち、すごく分かる。厳しい生活の中で一目惚れしたディオールのドレス。他の人から見たら大層な夢ではないけど、本人にとってはえいや!って勇気を出すような、一生に何度もない挑戦。一生懸命追い求める姿が素敵だなと思ったし、ミセス・ハリスの夢を手助けする人々がいいなと思った。すごく嫌な人が出てこないので、安心して観られる。美しいドレスに汚いパリの街。優しい人々とキレイな表舞台の裏で悩む人々。物事には明るい面もあれば暗い面もあるけれど、できるだけ明るい面を見て生きていきたい。
配信情報
- Amazon Prime Video
U-NEXT - Hulu
- Netflix(7月29日より)
「水曜日が消えた」
交通事故の後遺症で、曜日ごとに7人の人格が入れ替わるようになった僕。損な役回りを引き受けることが多い“火曜日”が目を覚ますと、その日は水曜日だった。“水曜日”はどこに行ったのか?
ドラマ、サスペンス、ファンタジー、日本、多重人格、中村倫也
ひとことレビュー
前半に描かれている“火曜日”の日常を観ながら、1週間に1日しか生きられないのは大変だなと思った。毎日を積み重ねられないとくことは、友達も恋人も作れないし、定職に就くのも難しいし、定休日のある場所にも行けない。ちょっと飽きたかなという中盤のタイミングに『え、どういうこと?』というシーンがあって、そこからおもしろさが一気に加速した。2回観た方が楽しめるかもしれない。というか、2回目の方が楽しめるかもしれない。結末もとてもよかった。そして何よりエンドロールがとても素敵。
配信情報
- Amazon Prime Video
U-NEXT - DMM TV
- Hulu
- Netflix
「シザーハンズ」
両手がハサミの人造人間と、人間の交流を描いた物語。
ドラマ、ファンタジー、アメリカ、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ
ひとことレビュー
温かいのに寂しい話だった。でも、悲しいだけじゃなくて優しさも感じる、複雑な温度感。 ファンタジーのようなかわいらしい世界観があるからこそ、悪意や孤独が際立って見えるような気がした。大切にしたい人を大切にできない悲しさや、人の温もりを知った後ひとりで過ごす辛さを思うと心が痛かった。
配信情報
「めがね」
「かもめ食堂」の荻上直子監督と小林聡美が再びタッグを組んだ人間ドラマだよ。
南の海辺の町を訪れたタエコ。そこにはゆったりした時間と一風変わった人たちが存在していて…
ドラマ、コメディ、日本、海辺、田舎、のんびり、まったり、ストーライフ、小林聡美
ひとことレビュー
インテリアや景色、空気感がすごく素敵。でも、私は冒頭のタエコのため息に共感しまくってしまった。のんびりしててフレンドリーで素敵だと感じる反面、現実にこんな人たち現れたら絶対拒否してしまう(笑)。ちょっと私の好みではなかったけど、奇妙なシチュエーションを受け入れられれば、雰囲気を楽しめる素敵な作品。
配信情報
コメディ
「ゴーストバスターズ/アフターライフ」
前作から30年後の世界を描いた「ゴーストバスターズ」シリーズの続編だよ。
今回の主人公は元祖ゴーストバスターズの孫娘。祖父が残した古い装置を開封した後、街に次々と異変が起きて…
コメディ、ファンタジー、アドベンチャー、アメリカ、ティーンエージャー、ゴースト
ひとことレビュー
元祖よりコメディ要素が少ない気がしたけど、テンポも良く、ストーリーもしっかりしていたので楽しく観れた。ゴーストの雰囲気とフィン・ウルフハードが出演しているのもあって、ストレンジャー・シングズっぽい雰囲気も観ていて楽しかった。
配信情報
- Netflix
- Amazon Prime Video
- U-NEXT
- Hulu
「ゴーストバスターズ/フローズン・サマー」
「ゴーストバスターズ/アフターライフ」の続編。
サマーヴィルからニューヨークへと引っ越したスペングラー家の活躍が描かれているよ。
ある日、オカルト鑑定店へ持ち込まれた骨董品が実はとんでもない代物で…
SF、コメディ、アドベンチャー、ホラー、ニューヨーク、幽霊、思春期、友情、家族愛、80年代
ひとことレビュー
今っぽさと、古き良き時代のゴーストバスターズとが共存していて面白かった!フィービーがティーンっぽく反抗したりバカなことをやらかしたりする感じも、ただの物理学オタクを脱している様が描かれていてよい。前作は確執を抱えていた家族が、支え合う真の家族になれている姿もとてもよかった。予告で使われていた迫力のシーンが出るのがかなり後ろだったので、そこに至るまでが少し長い気がしてしまったけど、とても楽しく観れた。
配信情報
「バイオレント・ナイト」
主人公は物質主義な子供に嫌気のさしたサンタ。
イブの夜、トナカイに乗ってプレゼントを配っていると、ある豪邸で強盗と鉢合わせしてしまい…
コメディ、アクション、クリスマス、サンタクロース、強盗、バイオレンス
ひとことレビュー
超厭世的なサンタ。やる気も希望も情熱もない。でも、いい子には優しいし、なんだかんだで人が良い。なかなかにバイオレンスだけど、イメージに反するサンタクロースの行動がコミカルに思えてしまう。ホーム・アローン的なノリで仕掛けられた罠がもたらす結果が超グロテスクで、すごく痛い。クサクサした気分でクリスマスを迎えそうな時、また観たくなりそう。笑
配信情報
- Amazon Prime Video
U-NEXT - Hulu
- Netflix
「カラオケ行こ!」
中学で合唱部の部長を務める聡実。
ある日、ヤクザの狂児にカラオケに誘われて、歌を教えてほしいと頼まれて…
コメディ、漫画原作、中学生、ヤクザ、カラオケ、綾野剛
ひとことレビュー
なぜか中学生がヤクザに歌を教える話。 設定がとんでもない。笑 狂児と聡実くんの掛け合いがとてもおもしろい。ビビってるくせに本音のダメ出しをする聡実くん。思春期でツンケンしてる箇所もあるくせに、人が良くて反抗しきれてないところがとても可愛い。何となく観始めたけど、こんなにおもしろいと思わなかった。うれしい誤算。
配信情報
- Amazon Prime Video
U-NEXT - DMM TV
- Hulu
- Netflix
時代劇
「首」
北野武監督が構想に30年をかけて生み出した歴史超大作!
本能寺の変に至る道筋を、北野監督独自の視点で描かれた作品だよ。
時代劇、戦国時代、織田信長、明智光秀、北野武監督
ひとことレビュー
とても斬新な本能寺の変。忠義も仁義もない。カッコよく描かれがちな戦国時代だけど、この作品では皮肉が効いてる気がする。思いやりなんて皆無で、薄情で、すごくバイオレンス。人間って醜いなぁと思わずにいられなかった。
配信情報
- Amazom Prime Video
U-NEXT - DMM TV
- Hulu
- Netflix
「陰陽師0」
夢枕獏の人気小説「陰陽師」の前章譚を描いたオリジナルストーリーの映画化。
安倍晴明が陰陽師になる前のお話だよ。
時代劇、ファンタジー、アクション、平安時代、陰陽師、安倍晴明、源博雅、夢枕獏、小説原作
ひとことレビュー
思っていたより源博雅のキャラがコミカルに描かれていて驚いた。女性の衣装や男性の言葉遣い、男女のやり取りなどが平安時代っぽくない。もう少し時代劇感が欲しかった。個人的にはアニメの作風の方が好きだった。
配信情報
SF
「ミッション:8ミニッツ」
シカゴで列車爆発事件が発生。
犯人逮捕のための極秘任務にスティーブンスが選ばれた。
その任務は、犠牲者の事件発生8分前の意識に入り込み、犯人を見つけ出すというもので…
SF、アクション、ミステリー、スリラー、アメリカ、軍人、列車爆発、極秘任務
ひとことレビュー
冒頭から集中して観るべき作品。 序盤は設定がよく分からなかったけど、中盤で状況が飲み込めてくると、一気に感情が追いついて憤りを感じた。でも、終わり方はよかったので、後味は悪くなかった。
配信情報
アニメ
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」
任天堂とイルミネーションが製作したマリオブラザーズのアニメーション映画だよ。
ニューヨークで配管工をしているマリオとルイージの兄弟が、土管から魔法のある世界に迷い込んで…
ゲームの世界観がよく表現されていて、ビジュアルがとても素晴らしかった。ちょっとドジなマリオ、気弱なルイージ、強くてかっこいいピーチ姫など主要なキャラクターは個性的で面白いし、クッパ、キノピオ、ドンキーコングなどお馴染みのキャラも多く活躍するので、ゲームをしたことのある人は楽しめるはず。(鑑賞日:1月2日)
「夏へのトンネル、さよならの出口」
あらすじ
ウラシマトンネル――そのトンネルに入ったら、欲しいものがなんでも手に入る。
ただし、それと引き換えに……掴みどころがない性格のように見えて過去の事故を心の傷として抱える塔野カオルと、芯の通った態度の裏で自身の持つ理想像との違いに悩む花城あんず。ふたりは不思議なトンネルを調査し欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶ。
これは、とある片田舎で起こる郷愁と疾走の、忘れられないひと夏の物語。
引用元:映画「夏へのトンネル、さよならの出口」
ひとことレビュー
絶望と甘酸っぱさが織り混ざった不思議な作品。たしかに、こんな親ならいない方がマシだと思ってしまうだろう。大人になれば逃げ道はいくらだってあるのに、未成年というだけで雁字搦めにされて自分の道を選べない。それがとても苦しいことなのは、子供の頃を思い出せば理解することができた。序盤は登場人物に入り込めなかったけど、それも徐々に解消されていった。いい作品だったと思う。(鑑賞日:2月17日)
配信情報
Amazon Prime Video
「かがみの孤城」
あらすじ
そこは、私の世界を変える入口でした—―
学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。
ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。
さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。
期限は約1年。
戸惑いつつも鍵を探しならが共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。
互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。
そしてお城が7人にとって特別な場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う――
果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?
それぞれが胸に秘めた<人に言えない願い>とは?全ての謎が明らかになるとき、想像を超える奇跡が待ち受ける――
引用元:映画「かがみの孤城」
ひとことレビュー
悩める中学生たちが鏡の中にある孤城で願いを叶える鍵探しをする話。彼らの悩みが見ていて苦しい。きっと小説で読んだら、もっと心が痛いと思う。学校以外に自分の居場所があるということは、この年齢の子どもには大事なことなんだろうな。学校に行かなくても死にはしないけど、学校に無理して行くことで死んでしまうことはあるのだから。この子たちに仲間がいてよかったなと思う。(鑑賞日:2月25日)
配信情報
Amazon Prime Video
(2024年4月9日時点の情報です。最新の配信情報は各公式サイトでご確認ください。)
「魔女の宅急便」
言わずと知れた宮崎駿監督の名作だね。
魔女のキキが親元を離れて、独り立ちする姿を描いた作品だよ。
台詞も、どこで何の音楽が入るかも覚えているくらい何度も何度も観た、私の大好きなジブリ作品。何度見ても感動する。子供の頃はキキの目線で冒険を楽しんでたけど、今となってはお父さんやお母さんの気持ちがすごく分かる。 昔はキキのキラキラした面ばかり見ていたけど、背伸びした気持ちや心細さ、寂しさ、劣等感なんかも今ならすごく分かる。キキの故郷ののどかな風景、コリコの美しい街並み、グーチョキパン店のおいしそうなパン。どれもすごく素敵で、心から楽しめた。
宅配レンタルサービスの無料お試し期間を利用するとお得に観れるよ。
「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」
舞台は昭和31年の日本。
水木とかつての目玉おやじの出会いと奮闘を描いたエピソード0的位置づけのストーリーだよ。
同時期にある村を訪れた水木と鬼太郎の父。
1件の惨殺事件を皮切りに、恐ろしい怪奇の連鎖が始まって…
鬼太郎誕生の秘密が知れたらいいなと思って見始めたけど、すごく面白かった。 たくさんの人の尊厳を踏み躙った不幸の上に成り立つ発展なんて捨ててしまえ!と思ったけど、現実世界の私たちの幸福も、たくさんの人の苦しみの上に成り立っているのかもしれない。とても業の深い話だった。
- Amazon Prime Video
- Netflix
U-NEXT - DMM TV
- Hulu
劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」
大ヒットシリーズ「名探偵コナン」劇場版の27作目だよ。
斧江財閥に対し、土方歳三にまつわる日本刀を盗むとの予告が怪盗キッドから届く。ビッグジュエルを求めるキッドが日本刀を盗む理由とは?ある殺人事件から、斧江家が隠している宝に関係があることが分かり…
剣道大会で函館を訪れていた服部平次とコナンが、事件の真相に迫る!
今回はいつもと少し構成が違って少し驚いた。が、定番のやり取りも見られて満足。ストーリーや謎解きもおもしろいけど、次々と登場するキャラとコナンくんたちの活躍、平次と一葉の恋愛が楽しい作品だった。そして劇場版では毎度お馴染み、ありえないアクションの連続が見応え抜群だった。『平次よ、お前はイーサン・ハントか』と言いたい。笑
「ルックバック」
チェーンソーマンの作者、藤本タツキの同名漫画をアニメーション映画化した作品だよ。
学校新聞で4コマを連載している藤野は、不登校の京本の画力の高さに衝撃を受ける。実力差に打ちひしがれて描くことを諦めてしまうが…
起承転結が見事に描かれている作品。いろんな感情が1時間弱に詰め込まれているのに、とてもよくまとまっていて、かつストレートに心に響く。 カッコ悪く歯を食いしばることができなくて、自分には無理だと可能性を否定する。型の中から飛び出して生きるのは苦しい。でも、自分を偽って生きていくのはとてもしんどい。頑張れ!と主人公を応援しながらエンディングを観た。
ドキュメンタリー
「場所はいつも旅先だった」
あらすじ
サンフランシスコの24時間ダイナーでカップルが政治の話をしているとき、シギリアの若い僧侶は寺院の床を箒ではいている。マルセイユの漁師がまだ日ものぼらない朝霧の中、相棒と船で沖に出ているとき、メルボルンのカフェでは夜勤明けの警察官がフラットホワイトをすすっている。台北のフィッシュマーケットでは腹ごしらえを済ませ魚を見定める料理人たちが佇んでいる。
引用元:映画「場所はいつも旅先だった」
わたしたちの知らないところで、だれかの朝がはじまり、だれかの夜が終わっている。そんな早朝と深夜の人間の暮らしを主人公のYataroは旅をしながら見つめてゆく
ひとことレビュー
早く起きてしまった朝に鑑賞。まさに朝に見るこにピッタリの映画。ゆったりとした音楽、静かなナレーション、街中を写した美しい写真が心地よい。街中で1人ぼ~っとしてる気分になれた。自分の属する場所とは異なる文化の場所に行く。そうすることで、自分のバランスを保っているんだろう。 疲れた時に自分を取り戻せる術が1つでもあると、生きるのが楽になる。(鑑賞日:2月23日)
配信情報
Amazon Prime Video
「ゴッホ:天才の絵筆」
ゴッホが27歳の頃から死を迎える1890年までの軌跡をたどるドキュメンタリー作品。
ゴッホの生涯と共に、数々の絵画が映し出されているよ。
ドキュメンタリーなのに、ゴッホの独白を中心に進むちょっと不思議な作品。主観的な語りが多いので、個人的にはもう少し客観的な出来事を詳細な年代と共に示してくれた方が、私自身でゴッホの生涯に思いを馳せれたように思う。ポスト印象派に分類されるゴッホの絵が好きだけど、そこにたどり着くまでは暗い作風の絵を描いていたとは知らなかった。ゴッホが何に悩んでいたのかは分からないけれど、37歳にもなって1枚の絵も売れず、弟に依存して、自立もできていなかったら普通の人は悩むだろうと思う。世界中から称賛されている画家が、こんな風に死んでいったのかと思うと、物悲しい気持ちになった。