今回ご紹介する作品は、映画「ブレット・トレイン」です。
伊坂幸太郎の小説を原作にしたハリウッド映画ということで、『これは観ねば!』と観に行ってきました。
テンポも良く、コミカルで、アクションシーンも迫力満点!
笑って楽しめるエンターテイメント作品でした。
私が感じたおもしろポイントなどを交えながら映画「ブレット・トレイン」をご紹介していきたいと思います。
「ブレット・トレイン」
基本情報
原題 | BULLET TRAIN |
製作年 | 2022年 |
製作国 | アメリカ |
ジャンル | アクション、犯罪、コメディ |
上映時間 | 126分 |
監督 | デヴィッド・リーチ |
出演 | ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソンなど |
あらすじ
謎の女性から電話越しにブリーフケースを奪うよう指令を受けた、世界で最も運の悪い殺し屋レディバグ。気合たっぷりに<東京発・京都行>の超高速列車に乗り込むが、それは彼にとって人生最悪な旅の始まりだった。次々と乗りこんでくる殺し屋たちが、全く身に覚えのないレディバグに襲い掛かる。簡単な指令を果たしてすぐ降りるだけの任務のはずだったのに…。時速350kmの車内で繰り広げられる、決死のバトル!予期せぬ最悪が折り重なり、終着点・京都に向けて<絶望>が加速する―。
引用元:ソニーピクチャーズ「ブレット・トレイン」
感想
伊坂幸太郎の小説を原作にしたハリウッド映画ということで、観るのを非常に楽しみにしていました!
原作「マリアビートル」は読んでいないので本当のところは分かりませんが、正直、序盤は『これ、本当に伊坂幸太郎?』と思っていたのですが…
終盤の伏線回収は『やはり伊坂幸太郎だ!』と納得。
とてもおもしろかったです。
ツッコミどころも多々あったので、誰かと観ると会話が弾む作品だと思います。
私が特におもしろいと思ったポイントは、4つあります。
- 運がなさ過ぎる主人公
- なんじゃこりゃ!な異世界日本
- 殴る蹴るは序の口!大爆発ありのアクションシーン
- 終盤の見事な伏線回収
【おもしろポイント1】運がなさ過ぎる主人公
主人公のレディバグは、依頼人から『簡単な仕事』として超高速列車の中にあるブリーフケースを盗む仕事を引き受けます。
車内に置いてあるブリーフケースを持ってくる、ただそれだけの仕事のはずだったのに、次々に殺し屋が現れる現れる!
日本を走る一列車の中に、こんなに殺し屋がいてたまるか!というくらい殺し屋が現れます。
(なのに乗客や従業員は普通の顔して乗っているところが、とてもシュール。)
レディバグは何とかして列車から降りようと全力を尽くすのですが、全然降りられない。
何度トライしても邪魔が入って降りられません。
冗談を言いながら殺し屋と闘うレディバグ。依頼人にも電話で文句を言いまくります。
簡単なはずの仕事が、全然簡単に運ばないコントのような展開と、ブラッド・ピットのコミカルな演技やお茶目な表情に笑いそ誘われました。
【おもしろポイント2】なんじゃこりゃ!な異世界日本
この作品の舞台は日本です。
日本なのですが、『なんじゃこりゃ!』な日本がたくさん出てきます。
桜や富士山。刀にヤクザ。キレイな高速列車に高性能なウォシュレット。
ひとつひとつは間違っていないのに、日本人として『これ違う!』と叫びたくなる感満載でした。笑
『こんなの日本じゃない!』と思う人には難しいかもしれませんが、おもしろいと思う人にとっては、実際とは違う『異世界な日本』もこの作品の魅力の1つになるはずです。
【おもしろポイント3】殴る蹴るは序の口!大爆発ありのアクションシーン
主人公のレディバグは、次から次に殺し屋に襲われます。
最初は無難(?)に殴る蹴るから始まるのですが、だんだん規模が大きくなって、終盤はドッカンドッカン!
非常に派手なアクションシーンが楽しめます。
私は観ながら『何だか既視感があるな』と思っていたのですが、デヴィッド・リーチ監督は「ジョン・ウィック」の監督でもあるんですね。
終盤のアクションシーンは「ジョン・ウィック」感、あります。
【おもしろポイント4】終盤の見事な伏線回収
『これ、本当に伊坂幸太郎?』と思いながら観始めた「ブレット・トレイン」ですが、終盤の伏線回収は見事でした!
ネタばれになるので書くのが難しいのですが、ひとりひとりの過去や各所に散りばめられた小さな情報が、『ここにつながっていたのか!』と種明かしされていく様は、非常に爽快でした。
この爽快感はまさに伊坂幸太郎だと納得。
この作品はまさに、伊坂幸太郎の小説を基にしたハリウッド映画でした。
おすすめ度&おすすめしたい人
おすすめ度 ★★★☆☆ |
- 派手なアクションシーンを観たい人
- 何も考えずに笑いたい人
- 自分ツイてないなと思っている人
まとめ
映画「ブレット・トレイン」は、運のない殺し屋が次々に別の殺し屋に襲われるアクションエンターテイメント作品です。笑える要素が満載で、非常にテンポも良く、何も考えずに楽しめます。
ぜひ観てみてください。
配信情報
映画「ブレット・トレイン」は以下の動画配信サービスなどで観ることができます。
- Amazon Prime Video(有料レンタル)
- Netflix
- U-NEXT(有料レンタル)
- Hulu(有料レンタル)
2024年4月8日時点の情報です。最新の配信情報は各公式サイトでご確認ください。
関連作品情報
映画「ブレット・トレイン」は、伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」が原作です。
関連作品として小説「マリアビートル」についても載せておきますので、興味のある方はご参照ください。