こんにちは。管理人のキノです。
今回は悩める30代におすすめの本を10冊ご紹介します。
- 今の自分を変えたい
- 何となく過ごす毎日から抜け出したい
- 理想とする自分に近づきたい
そんな悩みを持っている人におすすめの10冊です。
おすすめ本を紹介した後に、悩みから抜け出すために私がしたことも書くので、よければそちらも参考にしてください。
今回紹介するのは、悩みから抜け出すヒントを私にくれた本です。
私と同じように悩んでいる人の参考になれば幸いです。
- 今の自分を変えたいと思っている人
- 自分の人生これでいいのか悩んでいる人
- 人生の目標ややりたいことが分からなくなってしまった人
- もっと自分らしく生きたいと思っている人
悩める30代におすすめの本10選
「30代にしておきたい17のこと」本田健
あらすじ
「自分が誰なのか」、セルフイメージを定期的にチェックする。両親に感謝の気持ちを伝え、お別れしておく。自分の内に潜む、びっくりするほど「ダークな自分」と出会う。人とのつき合いと学びにお金を惜しまず、人脈を金脈に変える。自分の死をイメージし、自分のお葬式の弔辞を書いてみる。-ベストセラー『20代にしておきたい17のこと』の第二弾。
引用元:版元ドットコム「30代にしておきたい17のこと」
レビュー
30代の人にグッとくる言葉がたくさん詰まった本です。
新しいことに踏み出す若さがある反面、現実や自分の限界も知って絶望を感じる30代。
この先誰と、何をして、どんな人生を歩みたいのか改めて考えさせられました。
これから先の人生を考えるヒントや励ましの言葉がたくさん書いてあるので、私の様に失望したり諦めたりと苦しい30代を送っている人におすすめです。
- 自分の可能性が幻想的に開くのが10代。それを試しながら失望していくのが20代。そして30代は、希望と絶望の狭間にいます
- どういう仕事をして、いくら稼いで、どんなところに住んで、誰とつき合っているのが、ふさわしいと考えるか
「30代が楽しくなる方法 」中谷彰宏
あらすじ
30代は、迷う時代です。まだ自分探しをしている人もいます。
引用元:Amazon.co.jp「30代が楽しくなる方法」中谷彰浩(リベラル社)
大切なのは、探すことより、今与えられた状況を味わい尽くすことです。
リスペクトがあるからこそ、楽しめるのです。
中谷彰宏が教える「30代を楽しむ方法」。
レビュー
タイトルの通り、30代を楽しむための方法が紹介されている本です。
30代になると20代の頃の様に新しいことに出会う頻度が少なくなります。毎日同じことの繰り返しでも生きていけちゃう。
私はこの本を読んで、何となく毎日を過ごして『オジサン』『オバサン』になるのではなく、人生を楽しむ大人になりたいと思いました。
代わり映えのしない毎日から抜け出したい人におすすめの1冊です。
- 30代の10年は長いように感じますが、ボンヤリしていると、あっという間に過ぎてしまいます。何もしなくても不具合が発生しないからです。
- 長く続けるモノのスタートとしては、30代から始めればいいのです。美しいモノには、必ず力があります。最低10年続けるモノを持つと、美しい生き方に繋がるのです。
「毎朝1分でリッチになる」三宅裕之
あらすじ
お金持ちには「共通の習慣」があった!仕事もプライベートも充実させる「朝1分」の使い方。
引用元:版元ドットコム「毎朝1分でリッチになる」三宅裕之(サンマーク出版)
レビュー
心身ともに充実した人生を送るための小さな習慣をまとめた本です。
日常的に行える習慣が116個書かれているので、取り入れたいと思えるものが1つはあると思います。
私は『毎朝玄関や鏡をキレイにする』『月に1度は一人の時間を持つ』『久しぶりに会う友達にプレゼントを贈る』などを自分の習慣に加えました。
簡単にできることばかりですが、ちょっとした充実感を味わえて気に入っています。
何となく過ごす毎日を変えたいと思っている人におすすめの本です。
- 毎朝、鏡を磨いて笑顔をつくる
- 月に1回は「ひとり時間」を持つ
- 誰かにプチ・プレゼントを贈る
『うまくいかなくて、ちょうどいい。 「もう疲れた」と思ったら読む本』中谷彰宏
あらすじ
仕事、人間関係、健康、お金、将来、また、家族関係など、日々悩みは尽きず、毎日頑張っているからこそ、ふとしたときに「とても疲れている…」と感じることがあります。そんな人に向けて、中谷彰宏先生が元気が出る130の珠玉のメッセージを贈ります。疲れたと感じたとき、ページをめくると、そこにはあなたに今必要なメッセージがあるはずです。
引用元:版元ドットコム『うまくいかなくて、ちょうどいい。 「もう疲れた」と思ったら読む本』中谷彰浩(あさ出版)
レビュー
疲れている人が元気になるようなメッセージが書かれている本です。
短くシンプルな文章なので、疲れていてもスラスラ読めます。
そして130もメッセージが書かれているので、どれか1つは『自分のための言葉だ!』と思えるものがあるはず。
私は何もできない自分が嫌になった時に読んだのですが、「今までの自分を否定しなくていい。新しい自分を、追加すればいい」という言葉に随分救われました。
- 寝る前に「今日あった爆笑ネタ」を思い出そう。
- 「なりたい自分」がすることは、する。「なりたい自分」がしないことは、しない。
「私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE」安達茉莉子
あらすじ
これは、ひとりよがりの贅沢ではない。--ひとの日常、ひとの営みが軽視される日々にあらがう、意地なのだ。
日常において、とても些細なことだけれど、気にかかっていること。タオルやシーツ、ゴミ箱、セーター、靴、本棚……。これでいいやで選んできたもの、でも本当は好きじゃないもの。それらが実は、「私」をないがしろにしてきた。淀んだ水路の小石を拾うように、幸せに生活していくための具体的な行動をとっていく。やがて、澄んだ水が田に満ちていく。――ひとりよがりの贅沢ではない。それは、ひとの日常、ひとの営みが軽視される日々にあらがう、意地なのだ。それが“私”の「生活改善運動」である。
手づくりのZINEとしては異例のシリーズ累計五千部を記録した大人気エッセイ『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』を、5万字の書下ろしとともに再構成。待望の単行本化
引用元:版元ドットコム「私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE」安達茉莉子(三輪舎)
レビュー
適当なものを食べて、適当な服を着て、適当に選んだ物で溢れた部屋で過ごす。
それでも生きていけるけど、何となく心は満たされない。
そんな生活から脱却すべく、少し手間をかけて食べたい物を作ったり、時間をかけて欲しい物を選んだりと『生活改善運動』をする様子を綴ったのがこのエッセイ。
自分の心を満たす行動の積み重ねが、幸せな生活を作るのだということを教えてくれる1冊です。
- ふと部屋にいて「私はいまここにいて幸せだ」と思うことがある。そう思えることは、幸せなことだ。
- 「これでいいや」「実は好きじゃない」で済ませない。
「フランス人は10着しか服を持たない」ジェニファー・L・スコット
あらすじ
間食はせず、食事を存分に楽しむ。上質な物を少しだけ持ち、大切に使う。日常のなかに、ささやかな喜びを見つける。典型的なカリフォルニアガールだった著者は、フランスの貴族の家にホームステイすることになる。その家を取り仕切るマダム・シックから学んだ、毎日を”特別な日”のように生きること。
引用元:版元ドットコム「フランス人は10着しか服を持たない」ジェニファー・L・スコット(大和書房)
レビュー
日々を気持ちよく、素敵に生きるためのコツが書かれている本です。
きちんと味わって食事を楽しんだり、素敵な気分になれる洋服を着たり、家をお気に入りの物で満たしたり。
たまにじゃなくて、日々実践するからこそ、それがその人のスタイルになるんだと教えてもらいました。
取り入れたい習慣や考え方がたくさんあったので、『素敵だと自分が思える生活がしたい!』という人におすすめの1冊です。
- イケてない服は一着も持たない
- いちばん良い持ち物をふだん使いにする
- 予算内でいちばん良い物を選ぶ
「杏のふむふむ」杏
あらすじ
ラブラドールのハリーと過ごした小学校時代、歴女の第一歩を踏み出した中学時代、単身海外にモデル修業に行った頃、そして、女優として活動を始めたとき……。NHK連続テレビ小説のヒロインを演じ国民的な女優となった杏が、それまでの人生を、人との出会いをテーマに振り返って描いたエッセイ集。そのとき感じたことを次につなげて明日に向かう姿は、感動必至。
引用元:Amazon.co.jp「杏のふむふむ」杏(筑摩書房)
レビュー
女優の杏ちゃんの幼少期~20代前半の出来事が描かれているエッセイです。
この本を読んで、仕事への取り組み方、人との関わり方、生活の楽しみ方などがとても素敵な人だと改めて思いました。
10代でニューヨークやパリに飛び出してチャンスを掴んできたガッツもすごい。
杏ちゃんが『こんな人になりたい』という憧れの人になりました。
- 大切なのは、選ぶときに「これで良い」じゃなくて「これが良い」って思うことさ。
「禅とジブリ」鈴木敏夫
あらすじ
「過去、未来じゃなく、もっと今のことを考えなきゃ」──スタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫氏が禅僧と奔放対談。対するは、玄侑宗久氏(作家・福聚寺住職)、横田南嶺氏(臨済宗円覚寺派管長)、細川晋輔氏(龍雲寺住職)の三人。『もののけ姫』『火垂るの墓』などジブリの名作から、死生観や人生哲学などを禅的に読みとき、宮崎駿・高畑勲両監督との映画制作の経験に照らして禅を語ります。月刊『なごみ』連載に対談と鈴木氏のエッセイを追加収録。
引用元:版元ドットコム「禅とジブリ」鈴木敏夫(淡交社)
レビュー
スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんの人生観や哲学を、禅的な視点から読むことができる本です。
「放下着」「即今目前」「本来無一文」「日々是好日」「柳緑花紅」などなど、人生の示唆になるような言葉がいくつもあり、とても分かりやすい説教を聞いた気分になります。
『今を受け入れて、とりあえず目の前のことをやってみる。そうすれば、なるようになるものだ』そう思わせてくれました。
頑張り過ぎてしまう人や先のことを考えて不安になってしまう人におすすめしたい本です。
- 模範解答ではないとしても、自分が信じられる答えを持つことは、いろいろな答えが転がっている時代に大切ではないかと思うんですよね。
- 世の中捨てたもんじゃないよ。でも、少しは努力しないといけないよ。
「エッセイストのように生きる」松浦弥太郎
あらすじ
書くことで救われてきた。書くことが人生を変えてくれた――。〈エッセイ=パーソナルな心の様子を描いた文章〉を書き、見つめつづけ、考えつづければ、おだやかな暮らしが手に入る。エッセイスト松浦弥太郎が、考え方、書き方、読書、SNSとの付き合い方までを案内する、新しい思考のレッスン。
引用元:版元ドットコム「エッセイストのように生きる」松浦弥太郎(光文社)
レビュー
自分と向き合う方法を教えてくれる本です。
自分はどう生きたいのか。日々生きる中で何に幸せを感じるのか。
自分と向き合い続け、言葉にして残すことで分かるようになるのだとこの本に教えてもらいました。
自分を見つめ直したい人におすすめの1冊です。
- 生き方を「選ぶ」のではなく「つくる」
- 「どんな人間になりたいか」を問いつづける
「人生の地図」高橋歩
あらすじ
たった1度の人生。限られた時間の中で、自由に、自分の好きなように、人生という名の旅を楽しむために・・・。「自分を知る」ということをテーマに、インスピレーション溢れる言葉と写真を詰め込んだ、高橋歩、渾身の作品。
引用元:FACTORY A-WORKS「人生の地図」
レビュー
高橋歩さんが日々思っていることや、人生で影響を受けた人の言葉を紹介している本です。
初めて読んだ10代の頃、本に出てくる人はみんな自分より年上でした。でも30代の今はみんな同じ大人。
大人としての目線で読むと、これは成功者の言葉ではなくて、自分らしく生きることを諦めなかった大人たちの必死の言葉だったんだと気付きました。
自分はどんな選択をしてきただろう?
今、どんな人生を生きているだろう?
これから、どんな人生を生きていきたいのだろう?
そんなことを今一度、自分に問いかけたい人にピッタリの本です。
本当は、選択した結果に、大した意味はないのかもしれない。なにを選んだとしても、結果の良し悪しは誰にもわからない。大事なことは、なにを選ぶのか、ではなく、選んだ後どう生きるのか、だ。物事を明るく受け止めて、ひたむきに頑張れる人は、なにを選んだとしても、結局「これを選んでよかった」と笑うのだから。
悩みから抜け出すためにしたこと
私が悩みから抜け出すためにしたことは…
- お気に入りのペンとノートを買う
- 本を読む
- 気になった言葉をノートに書く
- 本に書いてあったことを実践してみる
この4つです。
まず最初に、ノートとペンを用意しました。
これは、今悩んでいることを書き出して可視化したり、本を読んで気になった言葉や元気をくれた言葉をメモして、後で見返すためです。
この時に大切なのは、お気に入りのノートとペンを用意すること。
途中で使わなくなるかもしれないし、安いやつでいいかな…
そう思う人もいると思います。
(私もそう思いました。)
でも、お気に入りの文房具の方が最後まで大事に使えるので、手元にあるとテンションが上がる文房具を選んだ方が三日坊主にならないと思います。
なみに私が選んだのは、大好きなジブリのノートとペンです。
悩みを解決するヒントをくれそうな本、元気をくれそうな本、こうなりたいなと思わせてくれそうな本、憧れの人・尊敬する人の本などを手当たり次第読みました。
今回ご紹介した本は、読んだ中で特によかったと思ったものや「これは他の人にもすすめたい!」と思ったものです。
本を読むと、新たな気付きを得られます。元気になれます。
でも、時間が経つと『どんな言葉』に『どういう気持ち』を抱いたのかを忘れてしまうんですよね。
せっかく読むのに、それはもったいない。
なので、気になった言葉をじゃんじゃんノートに書いていきます。
そして、自分が感じたことも付け加えます。
引用文と自分の気持ちを区別して書いておくと、後で見返した時に便利です!
あとは、定期的にノートを見返せばバッチリ!
見返す度に『そうだった!』と読んだ時の気持ちを思い出させてもらえます。
本を読むと元気になって、やる気が出ます。
でも、実践しなければ現実は変わりません。
なので、いいなと思ったことは自分でもやってみる。
私が本を読んでやってみたことの一部を紹介すると…
・毎朝玄関の掃除をする
・寝る前に今日良かったことを3つ書く
・「これでいい」じゃなくて「これがいい」で選ぶ
などです。
実際にやってみて、自己肯定感が上がった気がします。
他にも【肉まんを食べる】【お気に入りのパン屋を見つける】【やりっぱなしのパズルを額に入れて飾る】など、やろうと思っていたのにやっていなかった小さなことも、本に刺激されてやってみました。
そういう小さな『やりたかったこと』や『やってみたいこと』を積み重ねてみると、結構充実感があります。
好きなことをできた幸福感と、やりたいことをやった達成感が味わえるので、おすすめです。
まとめ
今回は悩める30代におすすめの本を10冊ご紹介しました。
『10冊もあったらどれを選んだらいいのか分からないよ!』という人はざっくりと悩み別に本を分類してみましたので、参考にしてみてください。
- ・年齢で悩んでいる人
- ・今の自分を変えたい人
- ・今の生活を変えたい人
- ・憧れの人を見つけたい人
- ・自分と向き合いたい人
少しでもあなたの悩みを軽くする役に立てればうれしいです。